子宮腺筋症は、不妊で悩んで婦人科を受診する女性に見つかることも多く、軽い症状の場合は薬物療法で治療しながら妊娠を待つ方法が取られます。しかし、薬物療法で症状の改善が認められなかったり、症状が悪化していく場合は、手術療法が行われます。

手術療法は入院が必要です。入院は産婦人科の病棟でするので、出産で入院している女性も多くいて、不妊で悩む女性の中には、入院そのものが辛く感じる人もいます。そのようなメンタル面も配慮した部屋割や医療者の気遣いが必要となります。

子宮腺筋症は根治手術でない限り、再発の可能性はあり、長期間通院しなければならない事も多いです。関わる医療者との信頼関係や、治療を続けるモチベーションの維持が出来る様な働きかけも、産婦人科のスタッフとして、大事な仕事となります。

子宮腺筋症は、悪性のものではないので、すぐにどうにかしなくてはならない状況となることも、ほとんどない病気です。しかし、長期の治療となる事は覚悟が必要になるでしょう。鍼灸での治療なども検討してみてもいいでしょう。

東洋医学で子宮腺筋症を治療
子宮腺筋症の治療をはじめて